2014-11-26
現状維持の難しさ

Category: ブログ

この仕事をしていてると、顧問先だけではなく、多種多様な経営者とお会いすることがある。
その中には、あまり覇気のない社長さんもいらっしゃる。

仕事のお話をしていて、「税務顧問をつけておらず、今後もつける予定がない」という話になり、理由を聞くと
「大した規模ではないから」
「特に大きくする予定はないから」
というものである。

ここで、実際の経営者ならぴんと来た方もいるとは思いますが、「大きくする予定はない」つまり
「現状維持でいたい」ということがどれだけ難しいか。

ほとんどの業種にあてはまると思いますが、5年前、10年前とお客さんは変わらず、新製品の開発等が
なかった場合に売り上げはどうなっているか。

この不景気な状況ですと、2~3割減は普通、業種によっては半減になっている所もあるでしょう。

現状維持、というのはこの自然減を補うだけの努力をして初めて、達成できるものである。
もし周りでこういう発言をする社長がいた場合、かなりの危険信号化もしれません。落ち込む