2014-09-09
休眠会社のデメリット

Category: 税務

節税スキームの一つともなっている、休眠会社の買い取り。
しかし、そのメリットばかりを視野に入れ、デメリットも考えないと痛い目に合う。

会社を買い取るということは、資産、負債をすべて受け入れる、ということである。
それは決算書に開示されている、いないにかかわらずです。

一番多いのは、会社が他社の保証をしていたり、借入金が計上されていないけれども、存在する場合。
いわゆる簿外債務である。
会社を買い取った場合、それを知っていても、いなくても対外的には責任を負うことになります。
(買い取った相手方を訴えることはできるが、こういう会社の場合、売った直後に行方をくらます
ような方ばかりです)

また、対外的な信用がないような会社がほとんどですので、事業開始直後に、銀行から借り入れができない
恐れがあります。

つまり、本当に信用できる方から以外に買うと、しっぺ返しをくらうことがあるので、ご注意を。
廃屋