最近顧問先からの問い合わせで多いのが、「どの支払から消費税があがるのか?」です。

まず基本的な考えとしては、どの分の作業に対応する対価なのか、を把握することから始まります。いつ払うかではない、ということなのです。

たとえば、H26年4月の賃料を3月に払う場合には8%になりますし、3月作業分の手数料を4月に請求する場合には5%です。

分かりにくいのは、3月の途中で締日を迎えるものです。よくあるのが機械の保守料です。

保守は作業が完了した日が計上日、という認識になるので、たとえば3月21日から4月20日までの保守であれば、3月21日~31日分までも含めて8%になります。日割りではないので、ご注意を。