・枠が２倍に広がった

・手続きが簡略化された

 

その２点です。

ただし、その内容がよく伝わってないと思うので、ここにまとめます。

 

１．枠が２倍

こんな報道がよくなされています。

それは、住民税からの控除枠が

住民税所得割額×10%　が住民税所得割額×20%　に増えたことによるものです。

 

ふるさと納税という言葉にはなっていますが、実際には寄付金です。

寄付金をしたことにより、所得税と住民税が控除されるため、実質的に税金が安くなる、というものです。

ですので、

 

寄付金-2,000円≦所得税の減税額＋住民税の減税額　となればいいのです。

そのための算式は

 

（住民税の所得割額×20%）÷（90%-所得税の税率）＋2,000円　が寄付金の限度額になります。

住民税の所得割額は会社からもらえる住民税の資料みれば分かります。

所得税の税率は、所得税の税率表をみてください。

 

２．手続きが簡略化

・確定申告する必要がない

・2015年4月1日以降に寄付金をしている

・寄付先が5団体以下

 

この要件を満たしていれば、確定申告が不要になります。

このワンストップ特例には、適用に必要な「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を書く

必要がありますが。

 

是非ご活用ください。