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ブランクの領収書Category: 税務調査
Category: 税務調査
現金売上のある事業の場合、売上の隠ぺいが税務調査で疑われます。
現金売上で、小売業のようにレジで完結する場合には問題にはなりにくいですが、
そうでない場合、現金売上は隠すことを考える人が出てきます。
とはいえ、売上先には領収書を渡さないとなりません。そこで複写式の領収書で隠そうとしても
売上の伝票と領収書が不一致になるため、不可能です。
そうなると皆さんよく考えるのが、複写式ではない領収書を使用することです。
そうすると跡が残らず、且つ売上先には不審がられることなく、売上を隠せると思いがちです。
そのため、税務当局では残っている領収書綴りを見られます。
領収書の減った分に相当する売上が計上されているか、領収書はどのように使っているか
など調査されます。
また領収書で一定以上金額の場合には収入印紙を貼りますが、その履歴と照らし合わせることも
あります。
領収書も作らず、現金で授受し、それに対応する原価が一切ないような場合には発見はかなり困難かも
しれませんが、そうでない場合には相当程度の確率で発見されてしまいます。
売上の隠匿は重加算税の対象になりやすく、且つ5年ないし7年さかのぼって調査されることがあります。
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