2015-03-12
国外財産調書

Category: 所得税

最近、海外不動産の購入がブームになってきた今、国外財産調書が脚光を浴びています。と言っても、得する、という意味ではないですが。これは、簡単に言うと、海外に5,000万円を超える財産を持っている場合に、その調書の提出が求められています。未提出者には刑事罰が課される規定があるため、細心の注意をお願いいたします。...

2015-03-11
配当所得合算の注意点

Category: 所得税

配当所得が譲渡損失と合算できるようになり、税金の還付の恩典を受けられる人が増えた半面、誤解している点が多い。・NISAで譲渡損失が発生しても、その損失はないものとみなされるため、他の口座との損益通算や配当所得との通算損益ができない。・過年度の譲渡損失の繰り越しがあった場合、今年の損失と配当所得との通算を終えたあと、所得が残っていた場合に、はじめて使えるものである。よって、次期繰...

2015-03-04
住宅借入控除の注意点

Category: 所得税

住宅借入控除が適用されなくて、問題になることがいくつかある。代表的な例をあげてみます。①借入期間が10年以下金利が下がったり、まとまったお金が用意できたので繰上返済したり、したことにより、返済期間が短縮されることがある。その時、要注意。一番最初に償還した月から数えて、最終償還月が10年未満になってしまうと、借入控除は受けられなくなります。②借り換え金利が低い金融機関があったため...

2015-02-26
ふるさと寄付金の謝礼の取り扱い

Category: 所得税

昨年、今年といわゆるふるさと納税と言われる、ふるさと寄付金が大きくにぎわっています。それは、ふるさと寄付金を行うと、お肉やお米など特産品の謝礼がもらえるから。さて、この謝礼は税務上、どのような扱いなのだろうか。実は特産品等の謝礼は、一時所得に該当します。つまり、申告対象になるのである。ただし、一時所得は収入から50万円は控除できるので、50万円を超えない限りは非課税になるのであ...

2015-02-25
住宅借入控除の落とし穴

Category: 所得税

以前から住宅借入控除があるから家を建てられる、という方は多い。利息の補填としては、結構な金額になるためである。ここで大きく誤解して、借入控除を受けられない方がいますので、その例を一つ。土地の先行取得によるものである。土地を先に買って、後で住宅を買う場合に、土地をローンで買った場合である。これがすべて対象外になるという訳ではないが、建物に対する借入金がない場合には、借入控除が受け...

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