以前、予算と実績の比較は行いたいが、自計化はできない、という会社がありました。特にこのような会社では、自計化は必須であると考えておりますが、なかなかご理解いただくことができませんでした。自計化を行うことのメリットは非常に多くありますが、そのうち代表的なことは・日々、会社の数字をリアルタイムで把握することができる・自社入力しているため、数字の増減やその中身が容易に把握できるであ...

今年も償却資産税の申告書の提出の時期が来ました。提出期限は1月31日です。会社が保有しているパソコンなどの備品に税金がかかるというのは何とも不可思議ではありますが、申告しないとなりません。一番疑問なのは、150万円が免税点になるのですが、保有資産が140万円なら税金が0円なのに、資産を160万円保有しているとその全額が税金計算の対象になるということ。150万円を引いてから計算...

個人事業主からよく聞かれることではあるのですが、青色申告がいい?それとも法人化?どちらがいいかについては、色々書くことはあるのですが、一番簡単な所から。青色申告をすると、65万円の控除があります。法人化すると、役員報酬として事業主にもらえるため、給与所得控除が使えます。給与所得の場合、給与所得控除があるので、たとえば役員報酬を年額200万円にすると、78万円の控除になります。...

よく、法人役員の方からこんなお話をいただく。「銀行預金よりいい投資先知らない?」結論からすると、「ありません」投資の世界は、リスクに応じたリターンがある。リートもFXもリスクが分からないと、リターンは決して得られない。むしろマイナスさえある。このようなお話をされる方は、「リスクは負いたくない」というのが背景にあるから、まず投資は勧めない。一方でお薦めしているのは、小規模企業共...

従業員に給与を支払う際に、所得税を天引きして支払うのは誰もが知っていることです。それでは、給与支払者である個人及び法人はいつ、税務署に支払えばいいのか?答えは、原則としては、毎月納付であるが、「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」を提出した、給与の支給人員が常時9人以下の個人・法人は半年に1回でOKになります。税理士には常識の話ではありますが、この書類のことを知ってい...