3月になると、埼玉アリーナの無料相談会には数多くの人が殺到する。そこで、内容をチェックされ、受領印がおされる。そこで、多くの誤解が生まれる。「〇〇の領収書を認めてもらった」「〇〇を申告で出したらOKだった」とふれまわる人が出てくる。税務署が受け取ったとしても、それは内容を見た訳ではない、ということです。形式的に問題がないというだけで、調査はその後来る可能性があります。ですので、...

電子申告を始めると、各種の情報がメッセージボックスに届くことを知らない、もしくは知っていても見ない方が多い。それでも絶対に見た方がいい情報がある。それが、確定申告前に届く「申告のお知らせ」だ。これには、青色か、白色か、予定納税はあるか、振替納税の届け出は出ているかなどの、基本情報がすべて記載されている。申告前にすべて確認すると、単純ミスは減ります。これは紙で申告している人は確認...

株式の損失と配当金収入と損益通算できる、つまり配当金収入から株式損失をひくことにより、収入を低くでき、それにより差し引かれていた税金が還付できるようになっています。このことは大分一般に知られたようですが、その中身を見るとあれ?と思うことがあります。一番多いミスが、配当金収入に特別分配金を入れてしまうことです。簡単に言うと、特別分配金とは、投資信託等で時価が元本を下回った時に出さ...

個人事業主特有の税金であるが、ほとんど本には載っていない。だが、結構な税金になる。対象となる事業者は限定されているので、ほとんどの方は関係ないのだが、問題はその中の「請負業」です。請負業って何?これには厳密な定義がないため、かつては税務署が幅広く認めてきたというか、微妙な業種は請負業とみなしてきたことから、結構トラブルが多かった。そこで平成23年に判断基準が設けられた。これを見...