少し前の本を読むと、開業後2年間は消費税が免税になります、と書いてある。あながち間違いではないが、平成23年度の改正が盛り込まれていない点で大きな誤解を生む可能性がある。平成23年度の改正とは、従来の基準に加え、前年 (前期) の事業開始後6か月間の課税売上高が1,000万円を超えた時も消費税の納税義務者になる。ただし、課税売上高に代えて同じ期間の給与等の金額で判定してもOKと...

個人事業主特有の税金であるが、ほとんど本には載っていない。だが、結構な税金になる。対象となる事業者は限定されているので、ほとんどの方は関係ないのだが、問題はその中の「請負業」です。請負業って何?これには厳密な定義がないため、かつては税務署が幅広く認めてきたというか、微妙な業種は請負業とみなしてきたことから、結構トラブルが多かった。そこで平成23年に判断基準が設けられた。これを見...

ランチではあまり行かないが、人との打ち合わせでよく使うカフェがあります。http://www5f.biglobe.ne.jp/~nukunuku/温々さんです。場所は辺鄙なところにあるのですが、雑木林をうまく利用していて、軽井沢のカフェにいるようなそんな気持ちにさせられます。また、常設の美術館ではないけれども、陶器などの展示をしています。それがいつも素敵でそれを見るのも癒されま...

平成26年3月から、トライアル雇用奨励金の対象者が拡大されます。その目玉は、妊娠・出産・育児を理由に退職後、1年を超えて安定した職業についていない人です。我々のような中小企業者にとって、優秀な女性職員の確保は急務ですが、優秀な方の多くは、育児等を理由に一線を退いてしまった方になろうかと思います。そこに対して助成金がもらえるのであれば、使わない手はありません。是非積極的に使ってい...

最近顧問先からの問い合わせで多いのが、「どの支払から消費税があがるのか?」です。まず基本的な考えとしては、どの分の作業に対応する対価なのか、を把握することから始まります。いつ払うかではない、ということなのです。たとえば、H26年4月の賃料を3月に払う場合には8%になりますし、3月作業分の手数料を4月に請求する場合には5%です。分かりにくいのは、3月の途中で締日を迎えるものです。...